音楽ゲームZyon、日本人の参加アーティストや一部のCGが明らかに

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まずは、公式Facebookにて前回の記事をご紹介いただいたようで、大変ありがとうございました。

音ゲー「Zyon」がリリース間近となっています。Zyonには、日本人のアーティストがいくらか参加するということが以前より明らかとなっていましたが、初期曲を提供した日本人アーティストが公開されましたので、ここに紹介します。

Zyonとは

もうすぐリリースされる、新作音楽ゲーム。日本人アーティストが多数参加し、iOSやAndroidなどの複数のプラットフォームに対応する予定です。

詳しくはこちら。

新作音楽ゲームZyon(ザイオン)、今月末にもApp Storeで配信開始!
今月末にもApp Store(iOS)から配信が開始される見込みの新作音楽ゲーム「Zyon(ZiON)」の公式情報まとめ。

ただし上記の記事の「今月末」とは10月末のことですが、AppStore関連のことでリリースが多少遅れてしまったので、現在もリリースを待っている状況です。そこらへんについてはこちら。

新作音楽ゲームZyon(ザイオン)続報:2つのモードや収録曲数、公開延期について
注:アイキャッチ画像の「ZiON」、および題の「Zyon」はどちらも正しい表記です。 新作音ゲー Zyon(ザイオン)、これ以上ないほどに注目しています……が、知名度が低いせいか、Twitterでシェアなどしてもあまり反応がもらえないのがちょっと寂しいです。 私としては、努力されている反面、知名度が無いが故に注目されないという不条理さを被ることになるマイナーなコンテンツほど応援したくなる性質ですから、特に開発者の方々とは関係ないものの、できる限り応援させていただきたいと思っています。 ここで公式による続報が発表されていたので、それらについて解説します。また、公開が若干延期となってしまうようですので、それも併せて説明しましょう。 Zyonとは? まず、Zyonとは何かということを知らない方が多いかと思いますので、おさらいしておきましょう。 マルチプラットフォームでグローバルな展開の音ゲー 中国で開発されている新作の音楽ゲーム。 まずはiOSでのリリースが迫っており、その後 Android、また PlayStation Vita にも展開される予定です。また、中国人はもちろんのこと、日本人をはじめとして様々な国のアーティストが一堂に会するため、マルチプラットフォームでありグローバルなゲームとなりそうです。 中国製の音ゲーは最近アツい 日本ではあまり広い層に知られているわけではありませんが、最近中国の独立系開発会社および個人によるiOS音ゲーがアツくて、MUSYNCやDynamixなどのタイトルが比較的有名。はっきり言って日本国内の音ゲーは内向的すぎると思うのですが、CytusやDeemoなども含め、海外製の音ゲーは、中国、台湾、日本など主にアジア圏の幅広いアーティストと触れる機会を与えてくれるため、なおさら刺激的で価値があるように思います。 また、中国の Vocaloid 公認のコンテンツであり、ゲーム内では画像のように、洛天依などの公式なイラストも使用されています(ボカロ曲しか収録されていないということではありません)。 中国国内では「ZiON」、その他の国々では「Zyon」の表記となります。これは「i」から「you」に届けるゲームだから、という意味合いがあります。 これらについての詳細な情報は、以前書いた以下の記事をご覧ください。 https

日本人の参加アーティストが判明

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以前から数人は判明していましたが、その方々を含めて今回は10人ものアーティストが公式に発表されました。

削除

BMS作者。今回は少なくとも「Kronos」を提供しているのが明らかで、Zyonのトレイラーにも使用されている。

t+pazolite

とぱぞらいと。アップテンポなスピードコアやハピコアなどの楽曲が得意。

以上2人の知名度は海外でも非常に高くて、そのためかFacebookで今回発表された情報に対してのコメントは「sakuzyo」「t+pazolite」「Garakuta Doll Play」の単語で溢れかえっていました。が、t+pazoiteはどの曲で参加しているのか未知数です。

(参考:今回の収録曲は不明)

Junk(定額P)

BMS作者、ボカロP。

Nhato

DJ・コンポーザ。beatmaniaIIDX に楽曲を提供。

SoundCloud

Lv.4

太鼓の達人, SOUND VOLTEX II, beatmaniaIIDX などに楽曲を提供。

SoundCloud

sky_delta

95年生の20歳。テクノポップやハードコア、ドラムンベースなどを制作。

SoundCloud

m108

とうや。BMS作者。トランスミュージックが得意。今回は Crow Solace が収録予定とのこと。

※期間限定で無料配信というのは、リリース延期に対しての補填に含まれているためです。

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SoundCloud

Scarfaith

BMS作者。トランスミュージックを主に制作。

Last.fm

KO3

2013年より音楽活動を開始。日本のハードコアに影響を受け、個性を生かしたUK HARDCORE等を制作している。同年、DJ活動も開始し「クラブで使える、アガれるトラック作り」をテーマに掲げ、切磋琢磨しながら楽曲を作っている。 – http://kirara-records.com/top/bio/4

SoundCloud

Radianth

トランスミュージックを多く制作。

SoundCloud

今後も登場予定

定期的に新曲を配信するとのことで、参加アーティストも増加していく予定だそうです。あなたの期待したアーティストも参加するかも?

新しいCGも一部公開

公式Twitterにより、新しいCGが公開されました。これらの詳細な意味は全く明かされていませんが、それぞれムービーの一部だそうで、その内容や「どんな展開になるのかな?」との言葉から、何か重厚なストーリーがあるように感じられます。

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ロケットか何かの設計図でしょうか?物理的な計算が書き込まれているのも見えます。

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設計図に書かれていたものが飛んでいる?「AQUATRAX」はZyonを開発している会社名。

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公式Twitter、Facebookなどのアイコンにもなっている女の子。カプセルのようなものに入っている?先ほどの設計図とも関係している?

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これは何かまったくわかりません。何かの動力源みたいなもの?


ムービーの断片だけということで、どのような舞台背景なのか想像する余地がかなりあります。それ以前に、なによりCGがとても綺麗。これがムービーとして動くというのですから、これは期待せざるを得ません。

リリース遅延に関して

Android版

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最後に遅延情報ですが、公式Facebookによれば、Android版のリリースは当初11月中と予定されていましたが、多言語のサポートのために年末までずれ込む可能性があるようです。

ローカライズはごく丁寧に行ってくださるようですので、安心して待っていましょうね。

iOS版

10月末とアナウンスされていたものが延期されていましたが、新しい予定は11月12日だそうです。

11月7日追記:11月12日は中国語版(つまりZiON)のみとのこと。日本語版を含む海外版「Zyon」はさらに数日かかりそうです。

終わりに

というわけで、日本人アーティストが多数参加し、なにやらストーリーまで存在するかもしれないということまで明らかとなりました。すごいスタートダッシュが期待できそうです。公開まであともう少し、非常に楽しみにしています。

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