【Minecraft PE】0.14.0で追加されたレッドストーン回路の装置を紹介

マイクラPEの0.14.0がリリースされました。なんといっても目玉はレッドストーン関連のブロックがさらに充実したことで、ピストン系を除けばほぼPC版にあるものが揃っています。それぞれの活用方法はのちのちゆっくりと紹介していこうと思いますので、まずは基本的な使い方について見ていきましょう。

なお、前回のバージョンである0.13.2から翻訳が一部変更され、よく知られているPC版でのブロックの名称ではなくなっているものがあります。見出しではPC版の名称で紹介し、現在のPE版の名称はカッコ書きにしています

コミュニティなどでもPC版の名称のほうがよく通ると思いますので、なるべくそちらで覚えておくほうがよいでしょう。

はじめに

この記事は、レッドストーン回路の基礎を理解された方向けに今回追加されたものをさっと解説しているものですので、まだよく分からないという方は過去記事からご覧になっていただけるとよろしいかと思います。

【Minecraft PE】ver 0.13から実装、レッドストーン回路の使い方 | ナギサものおき

それでは、それぞれのブロックについて見ていきましょう。

レッドストーンリピーター(レッドストーン反復装置)

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回路を通る信号は進むたびに弱くなっていき、ついには強度0(つまりOFF)になってしまいます。レバーの場合は最初は強度15の信号なので、15ブロック先までしか信号が届きません

つまり遠く離れた入力と出力をつなぎたいときには、何か工夫が必要です。

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そこでレッドストーンリピーターを使用しましょう。これは回路の中間に置いて使うもので、主に信号の強さをふたたび強くする(リピートする)役割があります。

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また信号を伝えることができる方向は決まっていて、上の画像のように逆向きに設置した場合は信号を伝えることができません。では逆向きに設置することは意味がないかといえばそうではなく、1方向にだけ信号を通すという特性は複雑な回路に応用できます。

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リピーターは今までは存在しませんでしたが、NOT回路を2つ使うことによって、上の画像のように同じはたらきをするものを作成することは可能でした(こちらを参照)。上の画像では、上下の回路はまったく同じだというわけです。

しかし、リピーターを使用したほうがメリットがいくつかありますのでおすすめです。

コンパクト

NOT回路2個の即席リピーターだと、ブロック2個とレッドストーントーチ2個を使用するため、4ブロック分の空間を使用することになります。これはコンパクトな回路を作りたいときに無駄が出てしまって厄介なことです。

しかしリピーターは1ブロック分しか使わないので、より回路をコンパクトに構成することが可能になります。

遅延時間が選べる

レッドストーントーチは、信号を受け取ってから自分のON/OFFを切り替えるまで若干の時間があります。これを遅延と言います。つまり、即席リピーターを信号が通る際は、一定時間の遅延が発生しているということになります。

【Minecraft PE】レッドストーン回路 第4回 ~遅延と音符ブロック~
さて、レッドストーン回路についての記事は今回で早くも4回目となります。が、まだまだお伝えしたいことがたくさんあります。普段は連載などほとんどしないのですが、ここから記事にナンバリングしていくことにしました。 で、今回は今まで特に意識してこなかった遅延という重要な概念と、その回路を単純に応用する例、そして遅延が必要不可欠ともいえる音符ブロックの取り扱いについて説明していきます。 バックナンバー 今までのレッドストーン関連の記事です。これらの記事に書いた知識があることが前提で説明をしていきますので、まだの方はぜひこれらからご覧ください。 第1回(RS回路の基礎) 第2回(基本的な論理回路) 第3回(XOR・ラッチなど高度な回路) さて、今回の本題に入っていきたいと思います。まずは、大きな回路を組むうえで避けては通れない「遅延」に関することから。 遅延とは RSトーチに新しい信号が入力されたとき(例えば今までONが入力されていたのがOFFになるとか、OFFが入力されていたのがONになるとか)は、RSトーチの出力ももちろんそれに応じて新しくなりますが、一瞬で更新されるわけではありません。 RSトーチは、新しい入力を受け取ってから、0.1秒ちょっとくらいで新しい出力を出すからです。この0.1秒ちょっとの時間を遅延といいます。 例えば、RSトーチを1個使用したNOT回路に信号を通すと、その先には0.1秒ちょっと遅れて信号が到達することになります。ですからこの回路では、ボタンを押すのと完全に同時に、NOTを通った先の信号が切り替わるわけではありません。まあ、この程度なら体感するほどでもないかもしれませんが。 他には、RSトーチを2個使用したリピーター(仮)だと、0.1秒ちょっとの遅延が2回発生するため、その先には0.3秒弱くらいは信号が遅れて伝わります。 ちなみに…さっきから「0.1秒ちょっと」と言っていますが、はっきりしないのはプレイ環境によって変わるためです。筆者のiOSデバイスだと0.15秒くらいなので、同じiOSデバイスを使われる人は同じ時間になるだろうと思いますが、例えばAndroid環境だとまた分かりません。 遅延を生む回路 注意 :

遅延について、詳しくは上記を参照してください。

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で、トーチの代わりにリピーターを使うと、この遅延を4段階で調節することが可能です。設置してからタップしてみるとトーチのようなものの間が広くなったり狭くなったりすると思いますが、広いほど遅延を大きく発生させることができるのです。

遅延をあえて伸ばすことがメリットになる例として、音符ブロックによる音楽作成がより簡単になることが挙げられます。今までは遅延させたい時間だけ即席リピーターを何個も噛ませなければならず非常に手間がかかっていたのですが、それがなくなるわけですからね。

リピーターについて、活用例も含めて詳しく書きました。以下の記事もご参照ください。

https://nagished.com/game/minecraft-pe-0-14-redstone-repeater-usage/

ディスペンサー(発射装置)

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これは穴が正面に1つ空いている装置で、中にアイテムを入れてから信号を入れると、それらを正面に撃ったり使ったりドロップしたりすることができます。

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ディスペンサーをタップすると、このようにインベントリが9マスあるのがわかります。普通のチェストなどと同じように、好きなようにアイテムを出し入れできます。例えば、ここにを入れてみましょう。

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次に、ディスペンサーに信号を入力できるようにします。ここではボタンとつなぎました。

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そしてボタンを押してみると、中に入れたアイテムを発射することができます。例えば入力を感圧板やトリップワイヤーフックにすることで、敵Mobや他のプレイヤーに対するトラップとして利用することができます。

また、水バケツを入れて使えば水源を目の前に作りますし、骨粉を入れて使えば目の前の地面に栄養を与えるなど、とにかくプレイヤーが使ったときと似たような動きをしてくれます

当然ですが穴が開いているほうに発射するので、向きを間違えないようにして設置してください。

ドロッパー

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ドロッパーはディスペンサーと非常に似ていて使い方もまったく同じです。ただ、なにやら表情がにこやかですね。

先ほどディスペンサーでやったのと同じように、矢を入れてから信号を入力してみましょう。

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すると、矢が発射されるのではなく、アイテムとして吐き出されましたね。そうです、ドロッパーはどんなアイテムでもアイテム化された状態で吐き出してくれるのです。

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簡単な例ですが、自動販売機として使うことができます。中に食料やポーションなんかを入れておき、隣のブロックにボタンを貼り付けます。これだけで、ボタン1つでアイテムをくれる装置の完成です。まあチェストのほうが便利なんですけど楽しそうですね。

ホッパー

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ホッパーは筒のような形状をしたブロックです。上に載ったアイテムを下に置いたチェストなどに勝手に入れてくれるなど、アイテムを移動する能力を持っているので非常に便利です。

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まずチェストを置いて、その真上にホッパーを置きましょう。ただし、スニーク中でないと、チェストの上の面をタップしたときチェストが開いてしまうので、スニークしてから行ってください。

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※スニークとは、ブロックから誤って落ちることがなくなる機能で、PC版の「Shiftキーを長押しする」ことに対応しています。スニークをするには、Dパッドの中央のボタンをダブルタップ

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組み立てたら、ホッパーの上にアイテムを放り投げてください(ホットバーにある捨てたいアイテムを長押ししてください)。

すると、ホッパーの上に載ったアイテムが1個ごとに回収されていきます。例えば64個の木材を一度に投げたとしてもすぐにすべて回収されるわけではありません。しばらく待っていればいずれ上に載ったアイテムが消えるはずです。

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それから下のチェストを開いてみると、確かに先ほど投げ捨てたアイテムが格納されていることが分かります。これを利用すれば、たとえばモンスターのトラップを作ったときに自動的にドロップアイテムを保管しておいてくれるなど便利です。

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逆に、チェストの下側にホッパーを置くこともできます。この場合ホッパーは、チェストからアイテムを取り出しては自分のインベントリに入れていくことになります(ホッパーもインベントリを5マス持っています)。

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これを応用してみましょう。先ほど紹介したディスペンサー(発射装置)をホッパーの下に、チェストを上に置いてみると、「チェストからホッパー」「ホッパーからディスペンサー」と2段階の移動を経て、アイテムをディスペンサーに装填することが可能です。

これを使えば、チェストに入れた矢をディスペンサーから撃つ……なんてこともできますね。

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また、複数のインベントリを持つブロック(例えば かまど は燃料、材料、完成品の3つがある)は、ホッパーをつける位置によってどのインベントリに対応するのか決まります。詳しくは上の画像を見てください。

かまどに燃料をいちいち入れたり、完成品を取り出したりするのはめんどくさいという方は、横や下だけでもホッパーを取り付けておくといいですね。かまど単体ではそれぞれ1マス分しかなかったインベントリがさらに5マス増えることになるので、単純計算でアイテムを入れ替える手間が1/6になるということです。大量生産を行いたい場合に非常におすすめ。

トロッコ

トロッコの種類が増えました。今まではただプレイヤーやMobが乗るためだけのものしかありませんでしたが、アイテムを運べるチェスト付きトロッコ、アイテムを受け取れるホッパー付きトロッコ、そして爆発が好きな貴方にはTNT付きトロッコです。

TNT付きトロッコ

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TNTと聞けばお分かりかと思いますが、爆発します

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爆発方法はいくつかあります。まずは普通のTNTと同様に火打石で着火する方法。火打石を持ちながら近づくと「火をつける」ボタンが出るのでこれを押してください。普通にトロッコそのものをタップすると殴るだけなので注意。

また、他のTNTなどによる爆発に巻き込まれても着火します。

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また、オンにしたアクティベーターレールに乗せる方法もあります。信号を入れた状態のアクティベーターレールに向かって動かしてやってください。

実はアクティベーターレールというのは、TNTをアクティブにできるからそういう名前なんですね。0.13.xだとMobをトロッコから強制的に降ろしてあげるという機能しかなかったので、名前が独り歩きしてしまっていましたが。

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ただし、PC版と挙動は違うようです。爆発する条件が少なくなっていたり、またアクティベーターレールで爆発したときにレールまで巻き込んでしまうようです。

これはバグのように見えますが、そうとは限りません。開発者は「PC版の仕様をすべて引き継ぐのではなく、モバイルという特性に合うように開発する」ことを重要視しているようですので、意図的な変更かもしれないのです。これについては、今後調査していきます。

チェスト付きトロッコ

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チェスト付きトロッコは、その名の通りインベントリを持つトロッコですので、これを使えば一度に大量のアイテムを自動的に運ぶことができるようになります。

例えば洞窟を掘り進めるとき、自分の持ち物が石とかで埋まったらいちいち拠点に戻って荷降ろしするとかめんどくさいですよね。

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こんなとき、まず掘っている場所と拠点をレールでつなぎます。当たり前のことですが、間にオンにしたパワードレール(加速レール)をはさんでおかないとトロッコが途中で止まりますので注意。

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持ち物がいっぱいになったら、いらないものをチェスト付きトロッコに入れます。チェスト付きトロッコのインベントリには、この「開く」ボタンを押すことでアクセスできます。普通にトロッコそのものをタップすると殴るだけなので注意。

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すると普通のチェストと同じ画面が開きますので、拠点に送りたいアイテムを中に入れてください。

その後、トロッコを押して進ませます。すると自動で拠点まで運んで行ってくれるはずですので、いちいち往復する手間が省けるというわけです。

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実はチェスト付きトロッコは、ホッパーに乗るとホッパーにアイテムを渡すことができます(トロッコをホッパーに乗せるには、スニークをしながらホッパーの上にレールを敷けばよい)。これを使用すれば、勝手に拠点のチェストにアイテムを渡して戻ってくるというめっちゃ便利なことをさせられるのですが、1つ問題があります。

ホッパーの特徴を思い出してみましょう。ホッパーがアイテムを移動させるのは1個ずつしかできないので、ただチェスト付きトロッコが上を通過していくだけではアイテムをすべて渡してやることができません。これを解消するには、「チェスト付きトロッコからすべてのアイテムを移動できたかどうかを判断して、その答えがYESならトロッコを自動で採掘現場まで送り返してやる」ということが必要になります。

というわけで先人の教えに従いましょう。恐ろしくコンパクトにできるようです。

ホッパー付きトロッコ

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これもチェスト付きトロッコと同様に、インベントリを持つトロッコですね。「開く」ボタンを押せば、中のアイテムにアクセスすることが可能です。

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ホッパーのレールで移動できるバージョンと考えてもよいでしょう。このようにレールの1マス上にあるチェストなどからアイテムを受け取ることができます。

また、上で紹介させていただいた動画を応用すれば、アイテムを自動的に取って帰ってこさせるということも可能でしょう。

トラップチェスト

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トラップチェストは普通のチェストとまったく同じように使うことができるものですが、1つだけ異なる点があります。同時にトラップチェストを開けているプレイヤーの数と同じ強さの信号を出します

つまりレバーとかと同じ入力装置の仲間というわけです。

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このように矢を入れたディスペンサー(発射装置)と接続すれば、「チェストを開けると撃たれるトラップ」が作成できますが、1つ注意する点があります。

同時にトラップチェストを開けているプレイヤーの数と同じ強さの信号を出すので、上の画像では3人以上がチェストを開けないとディスペンサーが作動しないということになります(トラップチェストとディスペンサーが3ブロック離れているので)。1人が開けるだけで作動するには、どうすればよいでしょうか。

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このように、リピーター(反復装置)をトラップチェストの後ろに取り付けてやりましょう。これなら強度1の信号しか出さなくても直ちに強度15にリピートされますから、1人しか開かなくてもディスペンサーまで信号が届くということになります。

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なお、普通のチェストと見分ける方法があります。とても微妙ですが、トラップチェストのほうが若干ここらへんが赤みがかっているのです。誰かの作ったワールドで怪しいチェストを発見したら、まずは冷静になってこれを確認したほうがよいでしょうね。

ちなみに、トラップチェストもこのバージョンで追加という扱いになっていますが、0.13.0から存在していたことを知っている方も多いでしょう。なぜでしょうか。

実のところ、バグによって全く動作していなかったのです。今回それが修正されたことによって、晴れて「追加」されたというわけ。

レッドストーンコンパレーター

レッドストーンコンパレーターはちょっと上級者向けで、主に信号の強さを条件にしてある計算をしてくれる装置です。少し特殊なので、難しいと思ったら使うのは後回しでもよいでしょう。

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コンパレーターには、後ろ(トーチっぽいものが2つある側)と横から信号を入力します。前から計算結果が出力されます。

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またタップするたびにこのトーチっぽいものが点灯、消灯しますが、これの状態によって計算方法が変わります。

点灯モード

点灯モードのときは、「後ろから入力した信号の強度 – 横から入力した信号の強度」を出力します。

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詳しくはこの画像をご覧いただくとわかるでしょうか。

感圧板には7エンティティ(7スタックのアイテム)が載せられているので、強度7の信号がワイヤーを伝ってコンパレーターに入っています。一方レバーからは強度15の信号が入力されますが、7ブロックを通過することによって、コンパレーターに入力される信号は強度9になっています。

よって 9-7 = 2 という計算を経て、コンパレーターの出力からは強度2の信号が出てくるというわけです。

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なお、計算結果が0以下になるときは強度0の信号(OFF)が出力になります。

消灯モード

消灯モードでは、後ろと横からの信号の強度を比較します。

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後ろからくる信号のほうが横からのもの以上に強い(同じ場合も含むということ)場合、後ろからの信号をそのまま出力します。

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逆に、横からくる信号のほうが後ろからのものより強い場合、何も出力しません(OFFを出力します)。

内容量を信号に変換

コンパレーターは、さらに便利な機能をそなえています。後ろの入力には今までワイヤーを接続していましたが、中にアイテムを入れることができるブロックに変えてみましょう。例えばチェストやかまど、今回追加された大釜などです。

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すると、アイテムの内容量にほぼ比例した強さの信号が出力されます。これを利用して、どれだけのアイテムが中に入っているかを回路で自動的に調べることができます。

ただし、どれだけの数のアイテムでどれだけの強さの信号が出力されるかはブロックによって違うので注意しましょう。

※この際、横からの信号は必ずしも入力しなくてもよいし、モードは点灯・消灯どちらでも構いません。なぜなら、横からの信号がOFF(=強度が0)ならば、どちらのモードであっても後ろからの信号がそのままコンパレーターの出力になるだけだからです。

コンパレーターについて、活用例も含めて詳しく書きました。以下の記事もご参照ください。

【Minecraft】レッドストーンコンパレーターの使い方
昨日は、レッドストーンリピーター(反復装置)について特集しました。今日はレッドストーンコンパレーターについて見ていきましょう。 コンパレーターは、ON/OFFの概念だけではなく、信号の強さに影響することができるという面白い装置です。 コンパレーターの設置 コンパレーターは、リピーターと同じようにブロックの上に置くことができます。こちらにも前後がありますので、画像で確認してください。 また、上から見ると三角形のマークが描かれています。この三角形の向く方向が前だと覚えておいてもよいでしょう。 コンパレーターの入力は、後ろと横(左右どちらか)の2つです。この後ろと横の信号を比較して、なにかの計算結果を出力してくれるのです。出力は前から。また、どの方向でもリピーターや別のコンパレーターを直接つなげることもできます。 コンパレーターは、タップするたびに前のトーチがついたり消えたりします。これは演算モードを切り替えていることを表します。トーチがついているときと消えているときでは、計算方法が違うのです。 コンパレーターの役割 それでは、コンパレーターの役割について見ていきましょう。前述のとおり2つの演算モード、そしてさらにもう1つ特別で重要なはたらきをします。 点灯時:2つの信号強度を減算(引き算)する 点灯時は、「後ろの信号強度 – 横の信号強度」の計算をします。結果は前から出力されます。 例えば上の画像だと、後ろから入力されている信号の強度は9です(レバーが強度15の信号を出し、そこから6ブロック運ばれているため)。重量感圧板には7エンティティが乗っているため、横から入力されている信号の強度は7ですね。 よってコンパレーターにて「9-7」の計算が行われ、強度2の信号を出力しています。これによって、コンパレーターから2マス離れたランプがギリギリ点灯しているわけです。 消灯時:2つの信号強度を比較する 消灯時は、後ろの信号強度と横の信号強度を比較します。どちらが強いかによって出力が変わります。 条件 出力信号の強度 後ろの信号強度≧横の信号強度 後ろの信号強度と同じ 後ろの信号強度<横の信号強度 強度0(OFF) この場合、「後ろの信号強度≧横の信号強度」を満たしています。よって、後ろの信号強度をそのまま出力します。

終わりに

まだまだ紹介したいことはたくさんあります。例えばアクティベーターレールにはまだまだ機能がありますし、コンパレーターについてはすぐに役立ちそうな使い方をまだ教えることができていませんね。

今後は、より初心者の方にも理解できるように、面白くて役立つ装置を1つずつ特集していきます。それぞれの装置が主役になるような記事を考えて追加していきますので、よろしくお願いします。

追記:もし「こんな装置が作りたいが方法がわからない」、「こんな装置の解説をしてほしい」という要望などございましたらコメント欄へどうぞ。今後の記事の参考にさせていただきます。

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