凪サです。今回はキーボードのNumLockキーを押してしまっても、(実質的に)モードが切り替わらなくすることができるフリーソフト「NumLockLock」をご紹介します。
が、ひとつの欠点として、Windowsを起動した時に、自動的にNumLockLockが起動してくれないんですよね。これでは、NumLockに対して無駄にしていた時間を取り戻そうとしていたのに、いちいちクリックするとか、ショートカットを用意しておくとかいう動作が増えてしまい、いかがなもんかと思ってしまいます。
ここでは、NumLockLockを紹介するだけではなく、Windowsを起動した際に、毎回自動的にそれが実行できるように設定する方法もお教えいたします。
目次
NumLockのせいで1週間分の時間を失う?!
私は、テンキーつきのノートPCをずっと使っております。
テンキーは、日本語入力モードのまま半角数字やスラッシュ「/」が使えるため、かなり重宝しているのですが…「7」や「/」を入力する際、よく隣り合ったNumLockキーを押してしまうことがあるようで、しょっちゅうNumLockが切り替わってしまいます。
個人的にNumLockを切り替えることはないため、意図せずそうなっているとそれだけでイラッとしてしまいますし、しかも気づかずにテンキーに触れて、Insertモードに切り替わってしまうなどすれば、もう作業効率ガタ落ち。
おそらくこのせいで1日に30秒は失っているのではないでしょうか。微々たるもののように感じられますが、1年で3時間。死ぬまでに1週間分以上の時間を、NumLockが切り替わってしまうせいで失うという計算になります。これは何とかしなければ。
ダラダラゲームやってたりするほうが無駄かもしれませんが、要は自分の感情が全てなので気にしない。
NumLockをロックしたい
もちろん、NumLockを誤って押してしまわなそうな、使いやすいキーボードを新しく買ってしまうという方法もありますが、一応ノートPCのキーボードも嫌いではありませんし、別にそこまでせんでもという気がします。
ただし、当然キーボード自体にNumLockを無効にする方法があるわけではありませんし、Windows側を何とかしようと思ったら深いところまでいじらなければならない(レジストリの変更をする)ため、正直面倒です。
NumLockLockとは
NumLockをロックしてくれるフリーソフト
そこで、NumLockが切り替わってしまったら自動で戻してくれるソフトウェアを紹介します。といっても、紹介が本題ではないため駆け足で。
NumLockLockは、(頻度を自分で設定することはできるが)常にNumLockの状態を監視してくれ、そして設定されていない状態になったら自動的に戻してくれるというフリーソフトです。「NumLockが変わらない」状態にするのは、先ほど述べた通りに難しいので、代替手段として、「変わってしまったらすぐに戻す」という動作で実現しています。
インストール
こちら(Vector)からダウンロードしてください。

zipを解凍したら、中身のexeを実行します。

お約束のインストールウィザードです。内容を確認しながら進んでください。なお、途中でインストール先フォルダを指定しますが、これは後の説明(Windows起動時に自動で実行してくれるようにする)の際に使うので、覚えておいてください。
なにもいじらなければ、ウィザード終了後に起動するようになっていると思います。インストールできたら、タスクバーのどこかにこのアイコンが表示されるので、これをダブルクリックしてみてください。

設定が表示されます。細かく設定できる部分もありますが、とりあえずNumLockが切り替わらないようにしたいだけであれば、画像の線で囲んだ部分のようにすればよいでしょう。
※「ONにする」か「OFFにする」かは、テンキーを数字として使うかカーソル移動に使うかによって変更してください。
ここまでで設定は完了したので、とりあえずメモ帳でも開いて、NumLockキーをわざと押してから1秒以上待って、テンキーをいじってみてください。必ず数字が入力されるか、カーソル移動として使われるかに変わるはずです。
※なぜ1秒以上待つ必要があるかといえば、前に説明した通り、NumLockの状態を1秒ごとに監視して、切り替わってしまった場合に戻すという動作だからです。素早くNumLockキー → テンキー を押すと意図しない動作になることがありますが、実用上は問題ないでしょう。
Windows起動時にNumLockLockをいちいち起動?
ここまでで十分動作するように思えますが、大きな問題があります。
Windowsを再起動すると、NumLockLockは終了してしまいます。こうなると、ショートカットをタスクバーやデスクトップなどに用意して、Windows起動時にいちいち押すなどしなければなりません。
しかし、もともと面倒な動作を解消するために入れたソフトなのに、そんな本来不要な動作をいちいち行わなければならなくなるというのはどうなのでしょうか。
ですからこの記事の主な内容として、起動時にも自動的に実行してくれるように設定します。
スタートアップの設定
NumLockLockを、Windows起動時に毎回自動で実行(これをスタートアップと言います)できるようにしましょう。
コントロールパネルを開く
まず、コントロールパネルを開いてください。Windows 10であれば、「コントロールパネル」と検索バーに入力すればすぐに見つかります。

コントロールパネルを開いたら、右上にある検索バーで「スタートアップ」と検索します。その後、「Windowsの起動時に自動的に開始するプロセスを表示」をクリックします。

すると、このように、様々なソフトウェアが表示されます。そうです、ここにはスタートアップするプログラムが表示されています。例えばGoogle DriveとかSkypeなどは、Windowsを起動してから自分が何も操作しなくても起動するじゃないですか。それがスタートアップが有効であるということです。
で、ここにNumLockLockを追加したいわけですが……ユーザ定義で追加したい場合はけっこうユニークな手順になります。
NumLockLockをインストールしたフォルダを開く
ここで、先ほど覚えてもらった、NumLockLockをインストールしたフォルダを開いてください(NumLockLock.exe がある場所です)。これをいったんそのままにしてください。
「スタートアップ」フォルダを開く
エクスプローラ(ファイルを閲覧しているところ)で新しいウィンドウを開き、まず個人フォルダを開きます。

「表示」タブから「隠しファイル」にチェックを入れると「AppData」フォルダが表示されるはずですので、これをクリック。
その後は「Roaming」>「Microsoft」>「Windows」>「スタート メニュー」>「プログラム」>「スタートアップ」と進みます。長いのでお間違えのないように。

そうして表示したフォルダがこんな感じですが(もちろん中に入っているファイルは各自違います)、そのままにしておいてください。
ショートカットを作成
ここまでで、「NumLockLock.exe」のあるフォルダと「スタートアップ」フォルダの2つが開けたと思います。

そうしたら、「NumLockLock.exe」を、「スタートアップ」フォルダに右クリックでドラッグ&ドロップし、「ショートカットをここに作成」を選択してください。

こうしてNumLockLockのショートカットが「スタートアップ」フォルダに作成されたら完了です。

念のためコントロールパネルで再度確認すると、確かにNumLockLockが追加されています。
これでWindowsを再起動しても、NumLockLockがスタートアップしてくれるようになりました!これでほとんどの場合にNumLockをロックできるようになりましたね。
終わりに
弱点を無理やりカバーした形になりましたが、これでおそらくほとんど自動的にNumLockをロックできるようになったんじゃないかと思われます。
なお、スタートアップは何も特別なことではなく、すべてのプログラムのショートカットは「スタートアップ」フォルダに入れることにより機能するようになるので、他にも応用が利くと思います。知っていて損はないでしょう。
快適な入力環境を追い求めることが、アイデアを形にする妨げを排除することにつながるのではないでしょうか。今後も何かあったらその都度とことん対処してやろうと思います。
おー!スタートアップ登録したいのにできないアプリケーションがあって困ってたんですよ!無事登録できました!ありがとうございますっ!