先日iOS版のAgar.ioがアップデートされましたが、今回はPC版についてです。
PC版のAgar.ioでは、4つのゲームモードが存在します。ただ、基本的なルールは同じであるため、パッと見では何が違うのかわからないということもあるでしょう。この記事では、それぞれの特徴や特別なルールについてご紹介します。
目次
Agar.ioとは?

登録不要で遊べる、鬼ごっこの要領で誰かを食べながら自分自身を成長させたり、もしくは長く生き残ったりすることが目的のオンラインゲーム。
PCで閲覧されている場合、ここからすぐ遊べます。→ Agar.io 詳しいルールが知りたい方は、こちらの記事をお読みください。
※ただし、モバイル端末の場合はアプリのストアが開きます。そこからAgar.ioのアプリをダウンロードできますが、それはここで紹介しているモードの区別などがありませんのでご注意ください。現在のバージョンのiOS版Agar.ioについては、以下の記事を参照してください。
ゲームモードを選択
さて、遊ぶ前にはいくらか設定するべきことがあるのですが、今回はゲームモードについて書こうと思います。

ゲームモードの変更は、このプルダウンメニューから選択することによって行えます。クリックしてみると分かる通り、ゲームモードとしては以下の4種類があります。
- FFA
- Teams
- Experimental
- Party
といっても、それぞれ基本的なルールは同じです。微妙に特性や要素などがそれぞれ異なりますので、自分のプレイスタイルに合わせたものを選ぶようにしましょう。
基本的なルールの戦い – FFA

FFAとは、Free for All の略で、「飛び入り参加自由」みたいな意味です。これが最も基本的なモードであり、他のモードはこれに+αの条件を加えた程度の違いでしかありません。
なるほど確かに、どのようなタイミングでも参加が自由というのがこのゲームの神髄であると思います。
それは大きくなることが目的であるにもかかわらず、大きくなると不利な条件が増えるという特性によってもたらされており、また結果として運営が非常に容易くなる(メンバーエントリー画面などが必要なくなるため)というメリットもあります。なかなかゲームの本質的な価値を表したいいモード名です(何を評価してんだ)。
3チームに分かれた戦い – Teams

基本的なルールや操作は変わりませんが、FFAが自分対他全員なのに対し、Teamsはチーム戦となります。
プレイヤーは赤、青、緑のいずれかの色に必ずなり、これがチームカラーとなります。他の色のプレイヤーを追い込むように協力しましょう。なお、同士討ちはありません。つまり、同じ色のプレイヤーに食べられたり、または食べたりすることはありません。
Leaderboardも、それぞれのチーム全員の合計のmassの割合が円グラフとして示され、個人名は表示されません。
私個人の意見としては、自分の力で頂点を目指すというAgar.io最大の楽しみがなく、また同士討ちがなく裏切りができるわけではないので、少々面白さに欠けるような気がしていますが、FFAに飽きたら一度は試してみましょう。
スポナーを利用する戦い – Experimental
Experimentalは「実験中」の意味です。新しいルール「スポナー」が追加されており、これのゲームバランスを調査中であるようです。
スポナー

英語版Wikiによる呼称(Spawner)です。スポナーはウイルスと同じ形をしていますが、ウイルスとは全く違った以下のような性質があります。
小さいプレイヤーの恩恵か、脅威か
ウイルスとは違って、小さい(mass=160以下の)プレイヤーを吸収します。つまり、小さいうちにスポナーに触れたら即死するということです。吸収されたプレイヤーはエサとして周囲にばらまかれます。

かといって近づかないほうがいいかと言えばそうではありません。常に少しずつ、自分の周囲にエサを出し続けているのです。これが「スポナー」の名前の意味でしょう。
というわけで、リスクがありながらも近づいてエサを食べるのか、それとも避けておくのかは自由です。私の意見としては、どうせ小さいうちはリスタートの負担が少ないのですから、ハイリスク・ハイリターンな行動をとって全然構わないように思います。
大きいプレイヤーはスポナーを食べられる
スポナーより自分が大きい場合、スポナーを吸収して自分のmassにすることができます。
その場合もちろんスポナーは消滅しますが、ウイルスに当たった場合と同様に、自分は分裂してしまいます。つまり、massを大きくするのには有効でありながらも、自分の防御を低下させることになるため、必ず自分より小さいスポナーを食べればよいのではないということです。
ちなみに
スポナーはウイルスも吸収することができます。吸収された場合、ウイルスのmassがスポナーのmassとなり、スポナーがさらに大きくなります。
このように、大小にかかわらずリスクとリターンの存在する「スポナー」が出現するExperimentalモード。FFAに慣れたらこちらをメインに遊んだほうが楽しいかもしれません。
ちなみに、Experimentalは7月11日からずっと存在しています。いつ正式なモードとして追加されるのでしょうか。
友達と一緒に遊ぶ – Party
最後にPartyモード。これはFFAとルールは変わりませんが、知り合いと同じ部屋で遊ぶことができるようになっています。
従来のFFAだと、サーバーをいくつかの国に存在するうちの1つから選んだところで同じ部屋に入れるとは限らず、そのためには何度も再読み込みして偶然当たる(判断材料としてはLeaderboardにどんな名前が出ているか、ということしかない)のを待つしかなかったのです。
しかし、このPartyモードを選択すると、同じ部屋に確実に入れるようになります。

プルダウンメニューから選択すると、まずこれが出てくるため、自分が主催する場合は「Create」をクリック。

しばらく待つとURLが表示されるので、一緒に遊ぶ人にはこのURLに直接アクセスしてもらうか、またはURLの最後の5文字(この場合はQD6LX)を教えて……

「Join」からそれを入力してもらうという方法があります。
あとはFFAとルールは変わりませんので、一緒に楽しみましょう。ただし、知り合いと同じ部屋に参加できるようになるだけで、貸し切りではありません。他のプレイヤーも同時にプレイしています。
終わりに
このように、Agar.ioは様々なプレイスタイルに対応して、多くのゲームモードを擁しています。とはいえ、それぞれ基本的なルールは変わりませんので、まずは好みによって選んでみましょう。
初めてやる