音楽ゲームTone Sphereの作者であるSta氏が、今日、同ゲームの隠しコマンドについてTwitterで紹介しました。これらを入力することによって、通常とは異なる、2つの面白い動作を実現することが可能になります。
以前の記事でほぼ完成系で神ゲーじゃないっすか、なんて評価させていただきましたが、まだ隠し玉があったとは正直感服の限りです。
隠しコマンドの入力方法
何はともあれ、まずはコマンドをどこで入力するのか、ということをお伝えしなければなりません。
楽曲選択画面にて、設定画面を開きましょう。
名前の入力をタップしてください。
既に名前を登録していればそれが表示され、していなければ何も表示されていないと思いますが、ここに特殊なテキストを入力することにより、現在2種類の変わった動作をさせることが可能です。
なお、その特殊なテキストは「名前」にはなりませんのでご安心ください。逆に言えば、スペルミスしてしまうとそれが名前として登録されてしまい恥ずかしいので、送信前によく確認しましょう。
さて、その特殊なテキストには何を入力すればよいのかというと。
画面を横向きに、「sidesphere」
まずは「sidesphere」と入力してみてください。そして、適当な曲をプレイ。
すると数字部分だけ横向きになりますので、堂々と横持ちプレイが可能となるわけですね!(画面は90度左に倒したもの)
ただし、譜面は本来のものとは変わらず、表示されるノーツの画面上の位置も同じです。つまり、例えばトリルなんかは異常に打ちにくくなりますし、縦持ちだからこそ認識しやすく作られていた譜面は一気に認識難と化します!
いわゆる縛りプレイというか、変わり種プレイとして使えそうです。なお、ここでハイスコアを出すとちゃんと記録されます。
なお、元の向きに戻すときは、もう一度「sidesphere」を入力してください。
判定幅を操作、「judgedelta」
次に、「judgedelta」と入力。
次にこんなダイアログが出るので、-100~100までのいずれかの数値を入力してみてください。
プレイしてみると、マイナス値にした場合はPerfect判定が狭く、プラス値だと広くなります。数字が小さいほど難しく、大きいほど簡単になります。
100と入力して非常にいい加減なタイミングで打った場合
見逃しさえしなければ全てがPerfect判定で取れるのかと思いましたが……?
-50と入力して真面目にプレイした場合
Perfect判定になる幅が半分くらいになるものだと予想。確かにそんな感触がしました。
-100と入力して真面目にプレイした場合
Perfect判定が0ミリ秒になるはずですが……あれっ?
そういうわけで疑問となったのが、作者は「100にすると必ず全Perfectになり、-100になると一切Perfectは出ない」と言っていたのに、その通りになっていないということ。確かに判定が操作されていることは分かるのですが……
ちなみに元に戻すときは、「judgedelta」を入力後「0」と入力しましょう。なお、判定を広くした場合は、当然正式なスコアとしては記録されませんのでご注意を。
終わりに
リリース後しばらく経ってからまた新たな楽しみを提供してくれる隠し要素やイースターエッグというものはまた粋なものですね。実用性は少ないかもしれませんが、是非一度お試しください。