今週の無料App-豆腐を動かす物理演算アクションゲーム「To-Fu Fury」

今週は、豆腐を操作してそれぞれのステージを解いていくアクションゲーム、「To-Fu Fury」がAppStoreで無料にて配信されています。

To-Fu Furyとは

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文字通り、豆腐が主人公という非常にユニークなゲームです。豆腐を操作し、ステージのゴールまで行くのが基本的な目的です。もちろんステージには様々な形やギミックがあるため、これらを乗り越えて進んでいきましょう。

ここでまず目に留まるのが、美しいグラフィック。3D風の2D……ではなく、実は操作中にカメラが動作し、本当に3Dグラフィックであることが分かります。1つ目のステージは和風な道場がテーマで、いたるところに日本風なものを見つけることができます。

豆腐の弾力性を活かした操作が3種類あります。ステージを攻略するためには、それらを適切に使いこなさなければいけません。

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まず豆腐を上に引っ張ると、壁に当たるまで直線的にジャンプしていきます。

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2本指でスワイプすると、ゴロゴロと転がることができます。トゲに当たると即やり直しになってしまうので、それを避けるために絶対必要な操作です。

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今度は豆腐を下に引っ張ると、こんなふうに緑色の放物線の形をしたガイドが出ます。これは、このガイドの通りに弧を描いて飛んでいくというアクションです。

それぞれのアクションをするたびに、プルプルとしたグラフィックやサウンドエフェクトがフィードバックされるため、目で見ても耳で聞いても楽しいゲームに仕上がっています。

ステージ制

1回1分程度で遊べるステージ制となっており、ワールドはこんな感じ。

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和風の道場や中華風のスポットがあるようです。余談ですが、豆腐をイメージしている時点で日本風のデザインにするつもりだと思いますが、欧米での「和」のイメージって、ほぼ中国が混じってますよね。

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そして、それぞれのスポットに複数の章と複数のレベルがあります。例えば道場には6章があり、それぞれに5つのレベルがあるため、30ステージが存在することになります。ということは、100ステージ以上は存在するのではないでしょうか。非常に大きいボリュームです。

パズルゲームとしての一面も

さてこのTo-Fu Furyは、ただのアクションゲームであるというわけではありません。

まず1つには、自分がステージを移動するだけでなく、ステージに置かれている障害物に干渉することもできるということが挙げられます。物理演算のついたパズルゲームとも言えるというわけですね。

例えば、進みたい通路をふさいでいる木の板があるなどします。

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こういうのは、このように押してみると倒してどかすことができます。押すために豆腐を伸ばしたとしても、指を離して飛ばなければ移動はしないので、いろいろな角度から試したほうがいいかもしれません。

パズルゲームと言うもう1つのポイントは、ステージを攻略したときにさらにプラスの評価となる基準のうち1つによるものです。ステージ攻略時は、以下のような指標でも採点されます。

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  • 規定の移動回数以内にクリアできたか
  • 「気」(青くて丸いアイテム)のコンプリート
  • 指定の時間以内にクリアできたか

このうち後の2つは、アクションを上手くやることができればクリアすることができます。

しかし既定の移動回数以内にクリアできたかどうかという評価に関してはアクションが上手ければクリアできるというものではなく、どのような経路で、どのように障害物を動かしていけば移動回数を削減することができるのかを考えなくてはなりません。このあたりが、手数を制限されているパズルゲームらしいと言えます。

なお、上の3つの指標を同時にクリアしていく必要はありません。それぞれのプレイで、移動回数に気を使ったり、タイムに気を使ったりと、目的を変えるたびにプレイスタイルを変えることができるのです。ここも面白いポイントです。

終わりに

グラフィックがいかに美しいかは見るとよくわかりますし、アクションゲームとしても、パズルゲームとしても、物理演算を取ってみてもそれぞれが優秀な良作となっています。

また1プレイが1ステージごとに構成されており、ライトなプレイヤーにはうってつけの構成と言えます。

今週いっぱい無料となるはずですので、気になる方はダウンロードを。ただし、料金が請求された場合は無料期間が終了しているのかもしれませんので、購入時には価格だけでなく表示されるメッセージにもご注意を。

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