昨日のDeemoに続きやはりCytusがアップデートされ、以前から言われていた通りChapter Lに易しい新譜面が追加されました。既存の譜面も残り、旧譜面に対して賛否どちらでも納得しやすい結果となったようです。
Chapter Lって?
Ice氏の楽曲「L」をモチーフにした10曲からなるチャプターなのですが、これの譜面がリリース時に賛否両論ありました。
もちろん賛成意見は「面白い」の一言に尽きますが、反対意見として、「難しすぎる」とか「音ゲーっぽい配置じゃない」、「曲が長い」などいろいろ言われていました。
詳しくは以下の記事を参照してください。
Cytusがver9.0でDeemo楽曲など追加。Chapter Lの譜面は変更へ
というわけで、Chapter Lに関しては、次回のアップデートでなんとかするということがRayark社によって発表されていました。
もう少し難易度を下げた譜面を用意するというのが方針だったようですが、今まで数度、Chapter1~3に対して行ってきた譜面の改良においては、古い譜面が切り捨てられてきていたため、元の譜面を肯定する立場からは再び同じ対応がされるのではないかと不安がる声も聞かれていました。
さて、そのアップデートが今回行われたわけですが、どのような変更がなされたのか。
既存譜面は残したまま易しい譜面を追加
ということです。どちらの立場にも配慮した改善となり、良い結果ではないでしょうか。新しい譜面はEasyが7以上、Hardが9弱程度となっています。
で、どういう形で既存譜面を残したのかと言うと……
新譜面 → 表
旧譜面 → 裏
という扱いになります。つまり、10曲全てが裏譜面を持つことになりました。となれば、旧譜面は「ある操作」をすることによって出現させることができるわけですが、どういう操作になるのかというと……

曲を選択してから絵が出た後の一瞬だけ、「L」の文字が出現します。この位置を覚えておいて、同じ場所をタップすれば裏譜面が出現する=旧譜面を遊ぶことができる、というわけです。
……いや、あの………この「L」にはすごい見覚えがあるよ。うん。
使っても大丈夫なのかと思って調べてみたのですが、これは単にOld Londonというフォントのうちの1文字なので、特に問題はないようです。まあ、あの「L」を全く意識していないとは限りませんけど。
終わりに
両方の譜面を残すということで、大多数のプレイヤーが納得できる結果になったのではないかと。まあ、旧譜面のほうにIce氏がかけた労力や矜持などを無視できないというのもあるかもしれませんが。今回はこの対応でうまく収束すると思いますが、他の問題が起きたときでも、混乱や不安を生む結果で終わらないように留意していただきたいところではあります。