iOSをはじめモバイルデバイス向けのゲームは、どうもボリュームを抑える傾向にあるようです。もちろん移動中など限られた時間内でプレイするライトなプレイヤーが多いことが要因でしょうけど、私のようにガッツリ遊びたいプレイヤーもいるものです。
そこで、iOSで、私が長時間遊んだゲームを取り上げたいと思います。それも30時間以上。とにかくまとまった時間遊びたい人向けです。
目次
テラリア – 120時間
堂々の1位（ランキングだったのか）！
テラリアは、2Dアクション+サンドボックスゲームです。ブロックを壊し、探検し、見つけた素材をクラフトして武器や建材を作って、建物を建てたりダンジョンを探検したりします。
マイクラと比べられることも多いですが、完全に趣旨が違います。
こちらはアクション性が高く、種類がとても多い装備品によって行動可能な範囲が変わります。また多くのボスやダンジョンが存在しており、それらを順番に攻略して、未知の素材やお金を集めて、さらに主人公を強化します。
2Dなので処理が軽いからということもあるでしょうが、ゲームを進めると、バイオーム同士のせめぎ合いを操作するなどというダイナミックなこともできます。徐々に自分の行動が環境全体をも動かせるようになるのは快感の一言。
私の場合冒険がメインで、建築は二の次になっています。もちろん人によって楽しむ優先順位は違うでしょう。それも面白い。
Minecraft PE – 80時間
ご存知マイクラがその次に。やはり、サンドボックス系は、一本のストーリーや製作者の意向に縛られないので、長くプレイできる傾向にありますよね。
こちらは建築中心であるといえます。冒険して様々なブロックを集め、生活を便利にする各種ユーティリティを作って、あとは家畜を増やして牧場をやるなり街や塔を作るなり、果てはジェットコースターまで。
とにかく自由にやろう。
でっていう
ver 0.12はいつリリース？
8月中には出ると公式でも言っていたver 0.12。ネザーなど新要素が実装されるため期待されていますが、少々遅れています。
Also, MCPE 0.12 is being released soon :) We just need to figure out why sounds are all broken!
— Tommaso Checchi (@_tomcc) 2015, 8月 31
「で、0.12はもうすぐリリースされるところだよ:) なぜ全てのサウンドが壊れているかだけは解決しなきゃいけないけどね」
ということなので、微調整が行われた後、各ストアの審査に入れると思いますので、長くてもあと1週間というところではないでしょうか。
Cytus – 70時間
以前も音ゲー特集で取り上げました、iOSでは決定版と言っていいのではないかと個人的に思うゲームです。
Cytusは240円にもかかわらず100曲以上を遊ぶことができるというとんでもない音楽ゲームです。よくある日本の企業の音ゲーは1曲100円あたりが相場ですから、これがどれだけ破格かおわかりでしょう。
もちろん内容も抜かりありません。音ゲー界の縮図といった感じで、某音楽ゲームの有名なアーティストも多いです。また曲ごとのアートワークも美麗。1つずつ丁寧に攻略したらそりゃ長時間遊ぶことにもなりますわね。
1曲選ぶとしたら…うーん、非常に難しいですね。「The Last Illusion」は一度聴きましょう。
また、最近のアップデートで、100万回のダウンロードを記念して超高難度の新チャプターが追加されたほか、有料曲も増えましたので、確認していない方はぜひ。
Plague Inc. – 50時間
これは、ウイルスなどの病原体を使って人類を絶滅させることが目的のシミュレーションゲームです。
プレイヤーは、初めはどこかの国を選び、その中の1人だけを感染させることができます。それ以降は病原体を直接操作することはできず、能力を限られたポイントで進化させることによって、状況により適切に感染力を高めさせます。
世界は緻密に現実的に作られており、気候や地形、経済力によって、どういう進化をたどった病原体が生き残るかは違ってきます。どのように病気を感染して広めるかを臨機応変に考えましょう。
終盤には引き起こせる症状を進化させ、殺傷能力を高めることで、人類を絶滅に追いやります。目的のシンプルさと反して、非常に戦略的に攻めるべきゲームです。
Deemo – 50時間
Deemoもやはり以前取り上げましたが、Cytusと同じRayark社の作品。こちらはストーリーや世界観が特に重視されています。
また、ピアノがテーマのため、それを演奏しているかのような演出で、さらに心を打つ楽曲が没入感を高めます。
2年越しの作品ですが、3ヶ月ほど前に完結しました。今から始めればたっぷりと50曲をこれまた240円で遊べるうえ、ラストは涙無しで迎えられません。
ラストまで遊んだ方へ : こちらの記事もどうぞ(エンディングネタバレあり)。
Goat Simulator – 30時間
あなたがヤギになることができます。
Goat Simulatorは、ヤギになってひと暴れするゲーム。とにかくモノをぶっ壊したり人を頭突きしたりを連続で繰り返すとスコアが溜まります。ただしスコアには何の意味もありません。
条件を満たすと様々なヤギがアンロックされます。これは背の高いヤギです。
翻訳がおかしいですが、全体的におかしいので特に問題はないです。
そして、バグは面白いので残してあるそうです。例えば、邪悪なヤギになってから舌で何か舐めると、空を飛べます。なぜかは知りません。
あなたがヤギになることができます。
終わりに
いかがでしょうか。割と有名なゲームを揃えてみましたが、全てプレイしましたか？ 気になった方はぜひストアでも見てみてください。
それにしても、日本製のゲームがないんですよね…日本の企業はどうも、モバイルとコンシューマのビジネスモデルを同様に考えない傾向があります。今やiPhoneでも3Dグラフィックの描画速度にストレスを感じさせない時代ですから、多少値が張ってもリッチなゲームを開発していただきたいところなのですが。
海外製には、今後も日本語のローカライズを行っていただき、我々もより面白いゲームに触れられるようにしていただきたいと思います。
