Wikipedia日本語版が100万項目を達成、今までの歩みを振り返る

Wikipedia日本語版が19日、100万項目を達成したと発表しました。ちなみにWikipedia全体としては、今月15日に15周年を迎えています。最近の項目の増え方についても気になるので、それも調べてみました。

100万項目目の記事

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実は昨日(19日)の時点で「999909記事」があることを見つけており、20日には達成するだろうと思っていたのですが、思ったよりも記事の増えるスピードが速く、19日中に達成したようです。

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波号第二百二十四潜水艦」- 第二次大戦中に造られていた潜水艦で、完成を待たず終戦、中止されたとのこと。

残念ながら内容が乏しく、削除に関する審議が行われているようです。消されたらせっかくの100万項目目が永遠に失われることになるでしょうから、かなり残念なことです。

私は生まれてこのかたWikipediaを編集したことはないのですが、せっかくの100万項目目なのですから、内容の充実に寄与できれば好ましいことではあります。ただ歴史とか戦争とかミリタリー的なことにまったくもって無知ということが問題だ。

Wikipedia日本語版の変遷

Wikipedia日本語版ができたのは2001年5月20日で、最初は日本語の文字(というよりマルチバイト文字全部だと思われますが)が利用できなかったため、なんとローマ字表記で開始されたそうです。これは知りませんでしたが、可読性に難がありそう。

その状態は3か月と少しで改善され、日本語での使用が可能になったようです。

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その後は着実に記事数を伸ばしていくことになります。上のグラフは、10万記事ごとにかかった日数(縦軸)を計算したものですが、ネットの普及も要因としてあるのか、20万記事~50万記事においては1年未満ごとに10万記事増加しています。

その後は記事数の増加は控えめに転じていきますが、これは内容の向上が見られにくくなったということではありません。最近は記事ごとの情報量や質が重視されるようになってきており、より百科事典の観点から充実したウェブサイトになりつつあると言えます[要出典]

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