A列車で行こうPCのオリジナルシナリオ「豊沃な大地にて」を配信してます

A列車で行こうPCにて、オリジナルシナリオ「豊沃な大地にて」を作成したのでSteamワークショップで配信中

ぜひ遊んでみてください。

シナリオ紹介

時は1971年、コメ余りによって政府による減反政策が施行されて1年。

戦後の日本の食を支えてきた「田小町村干拓地」は、農業に頼った産業構造からの脱却を求められることになりました。

提示された条件は鉄道事業の年間利益100億円、人口2万人……そして農業比率の緩やかな低下

あなたは社長として、この地域の将来に光明を見出すことができるでしょうか。

シナリオの元ネタ

シチュエーション設定でお分かりになる方もいらっしゃると思いますが、これは秋田県にある八郎潟干拓地をモチーフにしたシナリオです。

実際にコメ不足の際に生産量を増やすために干拓されましたが、現実では、減反政策によって開発は失敗したという見方もあります。

このシナリオは、そんな状況でこの地域を農業以外の産業で発展させることができるかという歴史ifストーリーみたいな感じでしょうか。

制作経緯

シナリオを作る際、まずどの地域をモチーフにしようか決めるところから始めようとしましたが、迷っていました。

自分の故郷にしようとしても年代設定が比較的新しくなってしまうし、そもそもそれだと東京になるので街を発展させるゲームとしてそれはどうかと。

ならば誰か別の人の故郷にしようと決め、祖母の故郷である秋田県にすることに決定。

ただし祖母は横手市の出身であり、八郎潟や男鹿半島とは全く関係ないのですが。

八郎潟と男鹿半島を舞台にしたのは、秋田県のどこを切り取ろうかと思った時にどう考えてもここが地形的に一番面白いからです。

さらに男鹿半島には「なまはげ」の文化があることを知っており、これはネタになるだろうと思った。そして八郎潟を調べてみたら減反政策はシナリオのネタになると思った。

そういう経緯で舞台が決まったわけです。

シナリオの特色

「公式っぽさ」を意識

シナリオ全体において、「公式シナリオっぽさ」をイメージしました。

マップの造成は、

  1. 衛星写真を拾ってくる
  2. マップのマス数と同じ解像度になるようにリサイズ
  3. 画像上で海岸線のピクセルを目立つ色でマーク
  4. マークした通りに、ゲーム上で海岸線を削っていく

こんなに手間のかかる手順で精密に行いました。

他にも会話ではキャラクターの性格や振る舞い方をそれっぽくしたり、地域名を決めるときに統一した元ネタを使ったり、などなど。

もし公式シナリオコンテストがあれば参加したいのですが、今さら再度行われるとはあまり思えない……。

一捻り入れた

しかし普通に丁寧に作るだけではなく、プレイした人同士何かしらの語り草が生まれるようにしたい。

というわけで達成目標は少し捻ってあります。

平たく言えば農業比率を大きく減らしてはいけないという条件。

これは行政のほうから説明がありますが、

干拓地には入植者を募集して入ってもらっているのに、急激に産業構造を変えるわけにはいかない

という意図で設定されている条件です。

ただしそれは建前の話で、実際は産業比率についてギリギリを攻めていく上級者向けのプレイが求められるように設定した条件です。

産業比率に十分な知識があって、上手く調節できるかどうかがクリアの分かれ道です。農業系子会社が存在しないことを利用しています。

最初の3年間をサボってたらクリアできませんからね。

地域紹介

せっかくワークショップのページ用にきれいな地域紹介画像を作ったので、補足説明を入れながら紹介します。

田小町村

今回の開発地域では中央に位置し、広い平地であることを利用して大規模に宅地開発することが望まれている場所です。

ただしここを開発していると田畑を潰していくことになるので、序盤はあまり開発の手を入れることができないかもしれません。

南北への旅客需要はあると思うので路線を通して駅を設置するまでしておき、3年目までは資材供給をゆるやかにしておくというのもよいかも。

面子稲村

今回の開発地域では最南端に位置し、またシナリオ開始時では唯一の鉄道路線である「面子稲線」を保有しています。

隣町と既に接続されているので、資材を運び込んでくることができ、ここを発展のための足掛かりとして利用することが可能。

また路線の延伸計画もいくつか考えられます。

  1. 海沿いに回って半島の比加里村に至るルート(現実の男鹿線)
  2. 干拓地よりも東側の山沿いを北上するルート(現実の奥羽本線)
  3. 干拓地を通って北上するルート

さあ、どう発展させていきますか?

芽惚村

今回の開発地域では最北に位置する村。

もともとそれなりに人口があり、北と東の近隣都市に接続しやすいので、大きく発展することが期待される場所です。

比加里村

現実でいえば男鹿半島に位置する村。

交通の便が悪いですが、最初から資材工場があるのはここだけ。

他にも漁港があったり、豊富な林業資源を伐採したり、卸売市場に売ったりできるので、重要な産業拠点として利用することができます。

プレイ時のアドバイス

  • できるだけ田畑のない場所を発展させる。山林を伐採所で切り拓いて、斜面が宅地開発されていくようにするか、海に近い場所を利用するといいです。このためには比加里に至るルートの整備が重要かもしれません。
  • 運賃値上げを積極的に行ったほうがいい。この時代は高度成長期の終わりごろであり、インフレ率が高くていつの間にか適正運賃を大きく下回っていることがあるらしいです。シナリオ配布前に少し上げとけばよかったか……。

プレイしていただいた方の紹介

ブログ

こちらのブログにて、ゆ~たろ様がプレイ日記を執筆されています。

【豊沃な大地にて】プレイ日記 その1 – 新正弦急行 新広報課

ありがとうございます!

生放送

YouTubeのライブにて、OneWay様にプレイしていただきました。

ありがとうございます!

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ABOUTこの記事をかいた人

ゲームやWebサービスなどのソフトウェアに関する記事が得意です。 事実だけを述べるのは速報性のあるメディアの仕事です。私は、事実だけでなく論理的に十分考えうる推論も含めたうえで得られる、私なりの結論を大切にしております。