【iOS】Tone Sphere がアップデート、曲とステージ追加、チュートリアル実装など

昨日(24日)、音楽ゲーム Tone Sphere がアップデートされ、非常に多くの修正をはじめ、曲やステージも追加されました。大げさに言うわけではありませんが……これはiOS音楽ゲーム、いや下手したらiOSゲーム史上最も優れたゲームになりつつあるという評価をせざるを得ません。

Tone Sphereって?

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Sta氏による、日本のインディーズの音ゲー。大きな特徴として、幾何学的オブジェクトの漂う3D空間を舞台として繰り広げられることによる、独特の浮遊感と没入感があります。詳しくは前に1度レビューしているのでそちらをどうぞ。

4曲が追加

まずうれしいニュースとして、4曲が追加されました。初期曲もあるようですが、まだ解禁されていない曲がある場合は、プレイを進めて(いろんな曲で☆4以上を取得して)解禁されるのを待ちましょう。

Banvox feat.core mc – Open Your Eyes (original Mix)

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これ今回の曲で一番好きかも。EXPERTはほとんどラップに合わせた譜面になりますが、割とランダムなリズムを含むため覚えよう。ダブステ地帯の難易度の微上昇が◎。

nanobii – pineapple spaceship

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RANDO: – Out of your love (Exhaust Mix)

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Sta – 千のクロマ

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背景のオブジェクトが一番凝っているというか、後述のチュートリアルに出てくるキャラクターも登場するので、ストーリーっぽいものを想起させられるような。

Sphere システム

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「Sphere」というステータスが追加。数字で示され、高いほど今まで良いスコアを残しているということになります。

最初は金星(☆x6)を取得したステージの数なのかと思いましたが、Finite (EXPERT) で☆x4でもSphereは上がったため、どういうシステムなのか詳しいところよくわかりません。

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Sphereの数によって、新しいステージが解禁されています。

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そしてどうやら、今まで遊べていたステージもこの解禁要素として駆り出されているものがあるようでして、このようにロックされているのに☆がつくなどプレイ済みであるものもあります。これについてもSphereを貯めて解禁しなおすしかないようです。

また、HARDモードをクリアするとEXPERTモードが解禁される曲も多くあります。これは作者によれば、今までHARDだったものをEXPERTに移動し、新たにHARDの譜面を追加した曲が多くあるからであるようです。

どちらにしろ、できるだけ多くの曲をプレイすれば新しい譜面は解禁されていきます。そして、☆の総数も表示されるようになったので、それもまたモチベーションにつながることかと。

チュートリアル的なモードも追加

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新たにチュートリアルともいえる、「3分でわかるかもしれないTone Sphere」が追加。

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これは、実際に曲に合わせて操作が学べるというものです。

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意味深な、プロローグ的な漫画も読めます。こういうのって、ゲームに引き込むことができる重要な要素ですから、音ゲーにあまり触れたことのない真のビギナー向けにも非常にいいですね。

キャリブレーションが追加

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キャリブレーション機能も追加されました。キャリブレーションとは、自分の好みや端末の状態などに合わせて判定を調整することができる機能のことです。

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設定画面ではなく、曲選択と同様に、こちらから入ります。

しかもこれ、自分でいじるだけではなく、リズムに合わせて真ん中のスフィアをタップしていれば、それらのタイミングから自動で設定してくれるんですよね。心配な人は、4ループくらいやっているとより自分のタイミングに近い値で合わせてくれます。

ぶっちゃけiOSでやっていると端末による差はそれほどないため、特別ズレすぎててどうしても気になるとかでなければ「0」のままで問題ないでしょう。

新チャプターを制作中?

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これだけでもかなり大幅なアップデートだと思いますが、さらに新チャプターと思わしきものが制作中となっています。

さらに難しいものになるのか、それとも新しい試みなのかは不明ですが、これは次回以降のアップデートに期待できそうです。とっておくお楽しみも渡しておいてくれるとは、なんと粋なこと。

終わりに

良ゲーがただの神ゲーになった瞬間を見た。

スクショを撮ってて、どれを見ても美しいということに改めて気づかされます。これを1人で(楽曲とジャケ絵の提供を除く)作るとは、かなりマルチな才能をお持ちなようです。できるだけ少人数で作ったほうがコンセプトを一貫できると私はずっと主張しているのですが、それをまさに体現されているということです。嬉しい限りです。

さらに、その上に今回のような曲追加や、気づきにくいところでも微調整(ここでは紹介していませんが、UIのフェードなども追加されていました)などを事欠かないということが、やはり安定感と根強い人気を維持できる要因ではないかと思います。

ということで、Tone Sphere はモバイルにおいて、クオリティが最高であると言っても過言ではないレベルまで到達してきました。今後も特に注目していきたいところです。

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