Deemoが日本時間31日にアップデートされました。今回は6曲の新曲と、キャリブレーションなどの各種設定、および解除できる実績が追加されました。
新曲が6曲
無料曲
Sakuzyo – Altale

削除氏の Altale が無料曲として追加。同氏は以前から楽曲提供したいと言っていたため、それがかなった形。某S社の音ゲーにも Rayark とのコラボレーションとして先行収録されていたようです。初めて知ったけど。

真のエンディングを見た後に解禁されます。当然、既に最後までプレイされているのであれば、起動直後に無条件で取得することができます。
有料曲
Deemo iOS版のアップデートがされたようです!
Mili コレクション2が入ります! pic.twitter.com/ccPX0qxhgG
— Mili (@ProjectMili) 2015, 10月 31
有料曲は Mili の楽曲のパック「Mili Collection Vol.2」。

収録曲は以下の通りです。
Mili – A Turtle’s Heart

Mili の1stアルバム “Mag Mell” 収録曲です。
Mili – Cerebrite

Mili – Imagined Flight

これも1stアルバム “Mag Mell” に収録されています。ちなみに同アルバムには Nine Point Eight や YUBIKIRI-GENMAN をはじめとした Deemo 収録曲が非常に多いので要チェックです。
Mili – Space Colony

Cytus に収録されている「COSMO(※)」のアレンジ楽曲。COSMO は HAMO 名義ですが、Mili は HAMO がコンポーザとして参加しているグループ名です。
※原題は C/O/S/M/O
Mili – UFO

今回の曲のある程度の共通項としては、「飛ぶ」とか「宇宙」とかが挙げられると思います。Mili で飛ぶといえば “Nine Point Eight” ですが、これは単にそういうイメージの楽曲が得意なのか、それとも意図的か。深く考えすぎですか。
各種設定
このバージョンから、設定できる項目が3つ増えました。快適にプレイするためにも、一度見直しておきましょう。

ここをタップして設定画面に入ってください。

右にボタンが3つありますが、これらをタップすることで各種の設定が可能です。まず、左から解説します。
キャリブレーション
キャリブレーションとは、ノーツと曲のタイミングを自分好みにカスタマイズする機能です。

先ほどの設定の左のボタンを押すとこの画面に入るので、ノーツが判定ラインに接触するちょうどの位置でピアノの音が鳴るように調節してください。
以下、余談
先日アップデートされた Tone Sphere にもキャリブレーションが追加されていました。
Deemo の Android 版にはとっくにキャリブレーションが実装されていたように、Android であれば様々な端末でプレイすることになるためプレイヤー側での調整は必須ですが、最近では iOS であってもキャリブレーションは必要であるという理解に傾いてきているようです。
やはり iOS のバージョンの違いやその他細かい環境の違いによってもタイミングは微妙に変わってくるかもしれませんし、個人の好みに対応できるからという理由なのでしょう。
ただ私個人の見解として、タイミングを好みで変更するのは、キャリブレーションのできない(主にアーケードの)ゲームをプレイする予定がある場合には甘えになるため、あまり使わないほうがいいかもしれません。
エフェクト
設定の中央のボタンは、判定ラインの影のエフェクトをオン・オフできます。今まで通りにしたいのならばオン。
キー音
設定の右のボタンは、キー音のオン・オフです。
オンが今まで通り。プレイヤーがタップしたときにピアノの音が鳴るため、非常に演奏感が出ますが、自分がタイミングをずらすと音もズレるため、特にノーツの密度が高い場合はタイミングを非常に合わせにくいというデメリットもあります。
オフは、より初心者やスコアを詰めたい人向け。プレイヤーのタップのタイミング、そしてタップするかどうかに全く関係なく、曲通りにピアノの音が再生されます。もちろんオンの場合と逆で、タイミングを計りやすくなる反面、演奏している感覚が得られません。
実績

同じく設定画面からここをタップすることにより、新しく追加された GameCenter の実績を確認できます。

表示されている項目は上から、
- Easy を1曲クリア
- Normal を1曲クリア
- Hard を1曲クリア
- Full Combo を1回
- All Charming を1回
となっていますが…あれ、私の場合すべて埋まるはずなのですが、「?」と表示されたままです。その反面、それぞれタップするとポイントを獲得している旨の文章が出るのですが……?
11/4追記:非表示になっているのはストーリー関係で、ムービーを見ることがトリガーになっていました。エンディングまで見た方は、すべてのムービーを見直すことにより解禁できます。なお、ムービーは仮面の女がいる部屋の左上の本棚をタップすることにより見直すことができます。
不便なので修正してほしいことに変わりはありませんが。情報ありがとうございました。
※以下、以前の考察と予想。
達成するまで条件が分からない「非表示」となっている項目が多いですが、割とやり込んだ私でもここまで多いのでしょうか? ちょっと疑問ですが、GameCenter はもともと不安定なやつなので仕方ないです。
コメント欄のご指摘により追記です。非表示になっているのはストーリーに関する内容が多いのかもしれず、だとすればその実績を解除するためのトリガーはそれぞれのイベント時にしかなく、その結果、すべてクリア済みのプレイヤーは解除できないかもしれないとのこと。
トリガー
アプリの開発者はGameCenterの実績を解除するための条件を指定してやらなければなりません。ここではそれをトリガーと呼んでいます。例えばあるイベントを見たらトリガーが押され、そのトリガーが押されていれば実績が解除される、みたいな流れ。ここらへんはAppleによってつくられた仕様に従います。
確かに以前も、ある程度進めたプレイヤーが新曲を解除できない、ということがありました。そうしてゲームプレイに関わることにはやはり二度間違いを犯すことはありませんでしたが、今回はプレイには特に関係が無いことであるため、ちょっと抜けてしまったのかもしれません。
終わりに
新曲が増えましたし、またキャリブレーションによって自分の感覚により合ったタイミングで演奏できますので、かなり快適にプレイできるようになったのではないでしょうか。既にストーリーとして完結していながらも、未だ磨き上げられ続けている Deemo なのでした。
非表示の実績はストーリー系ではないかな、と予想してます。
実績解除については解除トリガーは仕込んだけど、既存ユーザー向けにチェックする処理が入っていないんじゃないかと思いました。
前も(たぶんver1で)第一のエンディングか何かまで進んでいるプレイヤーが新曲を解禁できないということがありましたよね。GameCenter絡みですと稀に同期の問題などもありますので、本当の原因を判断するのは難しいですが、ご指摘の通りトリガーがゲーム起動時にはないためにすでにクリア済みであるとスルーしてしまっているというのが濃厚でしょう。
androidですが、memoriesで過去のmovieを観ていくと実績にカウントされました。一度やってみて下さい。
iOSでも、ムービーを最初から最後まで全て見ると、確かに上の6つが解禁されました(結果的にトリガーだったムービーは6つだけでしたが)。ストーリー上かどうかは問わず、とにかくムービーを見ることが必要だったのですね。情報ありがとうございました。